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歯ごたえ抜群!おすすめ夏野菜キュウリの品種(種類)と育て方
キュウリは歯ごたえ抜群で、体を冷やしてくれる夏野菜です。
家庭菜園でも大人気で、しかも簡単に育てられます。
また、植木鉢やプランターでも手軽に育てられます。
収穫したてのキュウリは瑞々しく、その味は格別です。
サラダやニンニクやごま油をつけて食べると最高です!
しかしキュウリには、多くの品種があります。
どのキュウリの品種を選べばいいの?どのようにキュウリを育てるの?
初めてキュウリを育てる方や、もっとキュウリの品種や育て方を知りたい方へのために、今回はキュウリの品種(種類)と育て方についてまとめました。
おすすめキュウリの品種(系統) 白イボ系と四葉系
キュウリには様々な品種があります。品種によって、苗の耐病性、キュウリの形状、風味、触感が変わってきます。
日本で主要なキュウリは、大きく2つの系統に大別されます。
白イボ系と四葉系です。
白イボ系キュウリ
日本で一般的に知られているキュウリは白イボ系です。
白イボ系はスーパーでも見かけるあのキュウリです。
日本の市場に出回るキュウリの殆どは白イボ系です。
ホームセンターや園芸店でも苗が沢山売られているので、家庭菜園でも育てて収穫することが出来ます。
四葉系キュウリ
四葉系はイボのとげが強い特徴を持つキュウリです。
パリッと歯切れのよい触感とさわやかな風味が特徴です。
四葉キュウリは、味を含めて非常にお勧めのキュウリです。
イボが強いので傷付きやすく、市場には出回りにくいです。
しかしホームセンターや園芸店に、四葉キュウリの苗は多く売られています。
そのため家庭菜園で四葉キュウリを育て、味わうことが出来ます。
今回は家庭菜園に向く、育てやすく、味や食感、風味もいい品種を紹介していきます。
食感最高!市場に出回らない極上キュウリ「シャキット」「ケンシロウ」
「ケンシロウ」
果実がプルームとよばれる白い粉(ワックス)で覆われているのが美しい。食感パリパリ!鮮度抜群!
キュウリの果実には側面に棘があります。その棘がたくさんあるのが「シャキット」「ケンシロウ」という品種の特徴です。
食感はパリパリで、食味は最高です。
しかしスーパーではその棘の多さから、棘のないキュウリしか出回っていません。
その為、「シャキット」「ケンシロウ」は家庭菜園でしか味わえないキュウリです。
「シャキット」「ケンシロウ」のように棘の多いキュウリは四葉(スーヨー)キュウリとよばれるキュウリの系統です。
キュウリの棘はいぼのように見えるので、いぼキュウリとも呼ばれます。
四葉キュウリは中国華北地域原産のキュウリで、葉が4枚付く頃からが実が収穫できるということで名づけられました。
何といっても食感が最高で、パリパリです。風味もよく、そして味も旨味があります。
病気にも強く育てやすいです。
また「シャキット」は、短めで非常に多く収穫できるので、料理にも使いやすいです。
棘と言ってもそこまで痛いものではないので、恐れずに、是非「いぼキュウリ ケンシロウ」を育ててみてください。
育てやすさと味は保証します!スーパーでは味わえないキュウリを是非ご賞味ください。
食感パリパリ、成長早くうどんこ病に強い極上キュウリ「四川」「強四川」
「強四川」の果実
食感パリパリ!鮮度抜群!しかも成長速度が早く、病気に強い!
四川」「強四川」は、同じく四葉(スーヨー)キュウリとよばれるキュウリの系統です。
四葉(スーヨー)キュウリは、葉が4枚付くころからが実が収穫できるということで名づけられました。
「四川」「強四川」は成長速度も速く、病気にも強くいので非常に育てやすいです。
特にキュウリの大敵、うどん病には強い耐病性を示します。
トゲトゲしていますが、やはり食感が最高で、パリパリで、風味もよく、そして味も旨味があります。
棘の多さのために、からスーパーなどんに出回っていないのは本当にもったいないです。
棘と言ってもそこまで痛いものではないので、恐れずに、是非「四川」「強四川」を育ててみてください。
育てやすさと味は保証します!スーパーでは味わえないキュウリを是非ご賞味ください。
キュウリの育て方
キュウリは非常に丈夫で、育てやすい植物です。
畑は勿論、プランターや植木鉢でも育てることができます。
植木鉢なら、大きさは7号以上欲しいところです。
初めのうちは、種からではなく、苗を買って育てる方が育てやすいです。
ただ、キュウリはつる性なので、支柱やネットなどを立てて、そこを這わせてください。
植え付けは、普通に植え付ければ十分です。
植え付け時に化学肥料や有機肥料(油かす)をまいてあげましょう。
最初は脇芽は摘み取り、主幹を伸ばします。
その後、根元から4~5節以上の脇芽のうち、勢いのいい2~3本を子づるとして、伸ばしてください。
子づるにもキュウリを成らせましょう。
植え付けからか1月ほどで収穫できるようになります。
収穫期間は2~3か月です。