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料理でも園芸でも大活躍!タイムの育て方・種類を紹介♪ 家庭でも手軽に育てられるハーブ!
料理、スパイス、ポプリ、ハーブオイルなど、様々な用途に向いているコモンタイム
タイムとは
タイム(英: thyme)はシソ科イブキジャコウソウ属 の多年生植物の総称です。
多年草のため、適切に管理すれば、何年も育ちます。
ヨーロッパ、北アフリカ、アジアが原産です。
一般に日本で「タイム」としてとして売られているハーブは、正式にはタチジャコウソウ(学名:Thymus vulgaris)とい品種(種類)です。
さわやかで独特な芳香を持つため、古代から料理、医療、空間の浄化、殺菌、防腐などの様々な用途に用いられてきました。
古来より人類はタイムの持つスーパーパワーを余すことなく利用していたのです。
タイムは料理で大活躍
大人気の調味料「クレイジーソルト」にもタイムとオレガノが入っています。あの風味の一部分です。
タイムは、肉料理、魚料理、シチュー、スープ、マリネの香り付けなど様々な料理に使われています。
タイムは園芸でも大活躍
常緑の小さな堅い葉が密生し、花も美しいです。
花色は種類によって白、ピンク、紫など様々な色があります。
葉に斑が入る品種もあります。
そのため寄せ植えに利用されたり、花壇、石組みの隙間などで、芳香のあるグランドカバーとして利用されたりして
適切に管理すれば1年中、新鮮なタイムを収穫し、料理などに利用できます。
是非家庭で園芸兼料理用としてタイムを育ててみてはいかがでしょうか。
参考:楽天市場
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/タイム
タイムの情報早見表
タイムの情報早見表 | |
生活環 | 多年草 |
高さ | 10~40cm程(匍匐性と立性) |
日光 | 好き |
耐寒性 | 強い(-5℃以上)ただし品種による。匍匐性(這性)の方が強い |
耐暑性 | 強いが、高温多湿には弱い |
耐乾性 | 強い |
耐湿性 |
かなり弱い(特に高温多湿) |
花・果実・種子 | 白、ピンク、紫など、種子もできる。 |
タイムの育て方早見表
タイムの育て方早見表 | |
育てやすさ | 秋から春にかけては育てやすい(高温多湿の日本の夏はやや難しい) |
気温 | 5~30℃、(多湿でなければ適応温度は広い) |
日当たり、置き場所 | 日当たりがよく風通しのいい場所、日の当たる室内、マンションのベランダも可 |
用土・土壌 |
一般の培養土で水はけのよい土 |
水やりのタイミング | 土が乾いたらしっかり水をやる。乾かし気味でよい。 |
肥料 | 液肥は1~2週に1回。置き肥の化学肥料、有機肥料は春、夏、秋、冬 |
病害虫 | ハダニ、ネキリムシ |
日常の管理 |
中が蒸れないよう風通しを良くするため剪定、夏場は根が多湿にならないように管理 |
タイムの栽培難易度
秋から春にかかけては、非常に簡単です。
夏は、高温自体には強いのですが、高温多湿には弱いです。
つまり日本の高温多湿の夏はタイムの管理に要注意です。
逆に夏場の高温多湿さえ乗り切れば、多少寒くても暑くても枯れることはありません。
適切に管理すれば1年中、新鮮なタイムを収穫し、料理などに利用できます。
ただし、ローズマリーでも見られますが、何年も育てて、茎が木質化すると樹勢が弱ってきます。
その結果、突然枯れることがあります。
その場合は寿命なので、あらかじめ挿し木などで子孫を増やしておきましょう。
タイムの夏場の対策については「タイムの基本管理ポイント」で後述します。
タイムの基本情報
タイム(英: thyme)はシソ科イブキジャコウソウ属 の多年生植物の総称です。
一般に日本で「タイム」としてとして売られているハーブは、正式にはタチジャコウソウ(学名:Thymus vulgaris)とい品種(種類)です。
比較的に草丈が低く、地面を這う種類もありますが、多年草のため、草本(いわゆる草)ではなく木本(いわゆる茎が木質化する「木」)です。
適切に管理すれば、何年も育ちます。
タイムには草丈が真上に成長する立性のタイムと、地面を這うように成長する匍匐性(這性)のタイムがあります。
タイムの仲間は300種類以上あるといわれています。
種類によって花色は白、ピンク、紫など様々な色があります。
葉の芳香は、花が咲く頃に一番強くなります。
タイムの原産地
世界に広く分布しており、ヨーロッパ、北アフリカ、アジアが原産です。
タイムの利用
さわやかで独特な芳香を持つため、古代から料理、医療、空間の浄化、殺菌、防腐などの様々な用途に用いられてきました。
古来より人類はタイムの持つスーパーパワーを余すことなく利用していたのです。
料理や園芸など様々なタイムの利用法は後述「ミイラにも利用された!? タイムの様々な利用方法」で紹介します
ミイラにも利用された!? タイムの様々な利用方法
古代エジプトでミイラを作成する際、タイムは、ハチミツなどとともに、防腐剤として使われていました。
タイムには芳香があり、殺菌、防腐、薬理、リラックス作用など様々な効果があります。
燻した煙に、空間浄化作用があるともいわれていました。
紙類の虫食い防止にも利用されていました。
古来より人類はタイムの持つスーパーパワーを余すことなく利用していたのです。
タイムは料理に大活躍!!
現在もっとも有名なタイムの利用法は料理です。
加熱しても風味が落ちにくいのが特徴です。
肉類など脂肪の多い食品の分解を助け、消化を促進してくれる効果があります。
肉料理、魚料理、シチュー、スープ、マリネの香り付けなどに利用されます。
また、ソーセージやサラミ、塩漬けの肉などの保存食にも利用されています。
イタリアン、フレンチだけでなく幅広い西欧料理に用いられている香辛料です。
常緑ハーブのため、栽培していれば、1年を通じて収穫できるのがうれしいハーブです。
料理には、枝の先端の香りがよくやわらかい部分を利用します。
葉だけを利用する場合もあります。
大人気の調味料「クレイジーソルト」にもタイムが入っています。
ハーブティーとして
タイムで煎れたハーブティーは、どの痛みや二日酔いやのに効くとされています。
喉のイガイガが気になるときにおすすめのハーブティーです。
タイムは園芸でも大活躍!!
常緑の小さな堅い葉が密生し、花も美しいです。
花色は種類によって白、ピンク、紫など様々な色があります。
葉に斑が入る品種もあります。
そのため寄せ植えに利用されたり、花壇、石組みの隙間などで、芳香のあるグランドカバーとして利用されたりして
タイムの基本管理ポイント
タイムの5つの基本的な管理のポイントです。特に夏場は以下のポイントをしっかりと守ってください。
①日当たりがよく風通しの良い場所で育てる。
②水はけのよい土に植える。
③土は乾かし気味に管理する。
④土がしっかりと乾いてからたっぷり水をやる。
⑤草内が蒸れないように、剪定する。
秋から春にかかけては、非常に簡単です。
夏は、高温自体には強いのですが、日本の高温多湿には弱いです。
タイムは基本的には強健な植物なので、夏場の高温多湿さえ乗り切れば、多少寒くても暑くても枯れることはありません。