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ネバネバで滋養強壮! 夏バテ防止の夏野菜 オクラの育て方おすすめの品種(種類)を徹底解説!!

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ネバネバで滋養強壮! 夏バテ防止の夏野菜 オクラの育て方を徹底解説

 

 

オクラとは

オクラとは、アオイ科トロロアオイ属の多年草(日本では1年草)です。

一般にはオクラの果実のこともオクラと呼び、夏野菜として食べられています。

じつは「オクラ」という呼び名は英語の「okra」からきており、外来語なのです。

和名は「アメリカネリ」と呼ばれています。こちらは全くなじみがありません。クイズ番組で出題されそうです笑

その他に、そのネバネバからオカレンコン(陸蓮根)とも呼ばれます。

オクラには角オクラ、丸オクラ、白オクラ、島(琉球)オクラ、赤オクラなどざまざまな品種があります。

一般にはスーパーなどで角オクラが売られています。

家庭菜園でも育てやすいため、丸オクラ、白オクラ、赤オクラなど好きな品種を手軽に育ててみてはいかがでしょうか。

オクラを地植えで3本も植えると夏の間の十分な量のオクラが収穫できるほどです。

しかもオクラの育て方は簡単で、キュウリ、トマト、ナスよりも手軽です。

そしてオクラはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、ネバネバは滋養強壮効果があります。

2023年は猛暑でオクラの出荷が減って値段が上がった地域もあるようです。

家庭菜園で自家製オクラを育てて、ネバネバの力でビタミン、ミネラル、食物繊維をたくさん補給して猛暑をを乗り切りましょう!

 

 

 

オクラの情報早見表

 

オクラの情報早見表
生活環 日本では1年草(熱帯では多年草)
高さ ~170㎝程(熱帯では2m越えも)
日光 大好き
耐寒性 弱い、10℃以下で枯れる。
耐暑性 かなり強い
耐乾性 地植えの場合は強い(若い苗や鉢植えでは乾燥に注意)
耐湿性
普通
花・果実・種子 薄黄色

 

 

 

オクラの育て方早見表

 

オクラの育て方早見表
育てやすさ 育てやすい
気温 20~35℃、(熱いのが大好き)
日当たり、置き場所 日当たりがよく風通しのいい場所、室内栽培は不可
用土土壌
一般の培養土で水はけのよい土(酸性土壌は苦手)
水やりのタイミング 土が乾いたらしっかり水をやる。畑の場合、根付いたら不要
肥料 液肥は1~2週に1回。追肥の化学肥料、有機肥料は夏、秋に2回
病害虫 ハダニ、ネキリムシ、ケムシ(葉を巻いて巣を作るタイプのイモムシが多発)
日常の管理
次収穫予定の果実の下の段から生える葉を1~2枚残し、それ以下の段の葉は切り落とす。

 

 

オクラの栽培難易度

オクラは、一度根付けば非常に簡単に育てることができます。

ナス、キュウリ、トマトなどより育てやすいと思っています。

植え付けて、根付けば、後は気温が上がればどんどん成長して、どんどん収穫できます。

一つ特徴的な剪定があります。

次収穫予定の果実の下の段から生える葉を1~2枚残し、それ以下の段の葉は切り落とします。

これは葉に栄養が言って果実ができにくくなるのを防ぐためです。

この剪定さえ守れば、7月中旬から9月中下旬ごろまで、非常に長い間、安定的に収穫できます。

地植え(畑)でオクラを3本ほど育てれば、家庭ではオクラが余るほどの量ができます。

 

 

小さいオクラ苗の扱いの注意点

小さい苗は乾燥に弱く、根も弱いです。植え付け時に根が傷むと枯れやすいです。

ホームセンターなどに売っている苗は、1つのポットに数本の苗が植わっています。

それらはばらさずにそのまま根を崩さずに植えてけて下さい。

根付いた後に、間引きします。成長のいいオクラ1本を残して、茎を根元から切ります

この時、抜き取ると、他のオクラの根も傷める可能性があるので、抜き取らないようにしましょう。

 

 

 

 

オクラの基本情報

オクラとは、アオイ科トロロアオイ属の多年草(日本では1年草)です。

一般にはオクラの果実のこともオクラと呼び、夏野菜として食べられています。

じつは「オクラ」という呼び名は英語の「okra」からきており、外来語なのです。

和名は「アメリカネリ」と呼ばれています。

その他に、そのネバネバからオカレンコン(陸蓮根)とも呼ばれます。

これらの呼び方は全くなじみがありません。

オクラには角オクラ、丸オクラ、白オクラ、島(琉球)オクラ、赤オクラなどざまざまな品種があります。

一般にはスーパーなどで角オクラが売られています。

オクラはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、ネバネバは滋養強壮効果があります。

2023年は猛暑でオクラの出荷が減って値段が上がった地域もあるようです。

家庭菜園で自家製オクラを育てて、ネバネバの力でビタミン、ミネラル、食物繊維をたくさん補給して猛暑をを乗り切りましょう!

 

オクラの原産地

原産地はアフリカの北東部の熱帯といわれています。

エチオピアという説が有力のようです。

熱帯では冬も暖かいため、オクラは多年草で、何年も繰り返し実を付けて収穫できるそうです。羨ましいです。

日本では越冬でず、寒くなると成長が止まり、冬までには枯れてしまいます。

 

 

オクラの基本管理ポイント

オクラの5つの基本的な管理のポイントです。

種~小さい苗

①発芽は25~30℃と高い。種をまくなら5月中旬~下旬一箇所に5粒程播く。

本葉が2枚ぐらいになると間引いて2本に、本葉5枚ぐらいの時に畑に植えて根付いたら1本に間引く。(同じ個所に2本植えでも栽培可能)

小さい苗は乾燥に弱く、根も弱い。植え付け時に根を崩さず植える。

 

畑、大きな鉢に植え付け

6月初旬以降、十分暖かくなってから地植えする(畑に植える)。

 

花が咲き、果実ができ始めたら

④花が咲き始めたら3~4週間おきに追肥して土寄せすると成長がいい。

次収穫予定の果実の下の段から生える葉を1~2枚残し、それ以下の段の葉は切り落とす。(下図参照)

 

 

オクラの品種(種類)

オクラには大きく分けて断面が五角形の「五角種」、断面が丸い「丸さや種」、断面が多角形の「多角種」があります。

野菜として日本で流通しているオクラはの実にまっすぐな5つの稜がある「五角種」です。

家庭菜園での一番のおすすめ品種は、白オクラです。

 

白オクラ ・・・ 粘り強い! 家庭菜園で一番のおすすめ!

果実(莢)の色がが白い品種です。

水溶性ペクチンの含有量が多いため粘りが強いです。

山芋の代わりに、輪切りの白オクラで、オクラ丼、オクラかけマグロ丼などもできます!

市場に出回らないため家庭菜園の醍醐味とも言えます。

果実が大きくなっても硬くなりにくく、粘りも強く生食に向きます。

大きさ、柔らかさ、粘りの良さでおすすめの品種です。

個人的には白オクラ系をたくさん育てています。

草勢は強めで草丈は高くなりますが、生育が旺盛なので作りやすいです。

山口県で多く栽培されているようです。

ヘルシエなどの品種があります。

白オクラは成長旺盛で、夏から秋にかけてどんどん実が成ります。

関西平野部で10月中旬ぐらいまで収穫できます。

下は2023年10月初旬の白オクラの様子です。この後まだ実が成りました。

 

 

 

 

五角種

ベターファイブ

実の色ツヤがよい五角種のオクラです。

極早生(早くから実がなる)の豊産性です。

イボ果や曲がり果の発生が少ないです。

葉は小さく、背丈もそれほど高くなりません。

育てやすくて家庭菜園でも人気のおすすめ品種です。

 

アーリーファイブ

実の緑色が濃く、形のそろいがいい五角種のオクラです

極早生(早くから実がなる)の豊産性です。

イボ果や曲がり果の発生が少ないです。

肉質がやわらかくて食味がよい品種です。

 

赤オクラ(ベニーなど)

果実の莢にアントシアニンを含むみ紫がかった紅色の品種です。

面白いことに加熱すると緑色になります。

比較的やわらかくて、色が美しいので、サラダなどの生食にも向いています。

時機を逃すとすぐに硬くなりやすい気がします。

 

丸さや種

莢(果実)の断面が円形で、大きくなってもやわらかいのが特徴です。

収穫時期を逃して大きくなっても、硬くなりにくいです!!

あまり流通していないので、家庭菜園なら丸さや種がおすすめです。

味や成分は、五角種とほとんど変わりません。

しかし五角種に比べて粘りが強い傾向があります。

 

白オクラ ・・・ 粘り強い! 家庭菜園で一番のおすすめ!

上述した白オクラは丸さやのオクラに属します。

粘りが強く、成長旺盛で多収です。

大きくなっても硬くなりにくいです。

 

八丈オクラ

八丈島原産で関東地方で主に栽培されているそうです。

果実が長くなるのが特徴で、30cmぐらいのものも収穫できます。

当然、長くなっても時機を逃さなければおいしく食べられます。

インパクトがあり、個人的におすすめの品種です。

 

 

 

島オクラ

沖縄原産です。

 

白オクラ ・・・ 粘り強い!一番のおすすめ!

果実(莢)の色がが白い品種です。

水溶性ペクチンの含有量が多いため粘りが強いです。

山芋の代わりに、輪切りの白オクラで、オクラ丼、オクラかけマグロ丼などもできます!

市場に出回らないため家庭菜園の醍醐味とも言えます。

果実が大きくなっても硬くなりにくく、粘りも強く生食に向きます。

大きさ、柔らかさ、粘りの良さでおすすめの品種です。

個人的には白オクラ系をたくさん育てています。

草勢は強めで草丈は高くなりますが、生育が旺盛なので作りやすいです。

山口県で多く栽培されているようです。

ヘルシエなどの品種があります。

 

 

 

「エメラルド」 ・・・ 粘り強い!

果実は稜角のない丸莢で、果色は濃いエメラルドグリーンで美しい品種です。

肉質が特にやわらかく、青臭さが少ないので生食にも向きます。

粘りも強く感じます。

角莢の品種に比べ、スジが入りにくく、取り遅れても硬くなりにくい特徴があります。

草勢は強めで草丈は高くなりますが、生育が旺盛なので作りやすいです。

白オクラの性質にも似ていて、おすすめの品種です!!

 

「多角種」スターオブデイビッド

断面が八角形になり、太く短い形をしている品種です。イスラエルで栽培される伝統品種です。

最近ホームセンターで見かけます。

大きくなっても硬くなりにくく、柔らかくて食べやすいです。

個性的な見た目もあり、おすすめの品種です。

このオクラを食べられるのは、家庭菜園ならではです。

 

 

まとめ

様々な種類のオクラがありますが、簡単に栽培できて、新鮮でネバネバなオクラが食べられます。

是非とも記事を参考にして、オクラの家庭菜園に挑戦してください!!

 

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