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抜群のとろみと歯ごたえ!炒め料理に最適 雲南わかめ草(オカワカメ、アカザカズラ)の育て方、食べ方
雲南わかめ草(オカワカメ、アカザカズラ)とは
雲南わかめ草(オカワカメ)とは、ツルムラサキ科のつる性の多年草で、アカザカズラとよばれる植物です。
南米熱帯地域原産で薬草・食草に利用されています。ツルムラサキ科なので、葉物野菜として、ちょうどツルムラサキと同じようにおひたしや炒め料理に利用することができ、非常に美味です!
ととろみがあるので、ネバネバ野菜好きには大変おすすめです。
しかも葉にはカルシウム、マグネシウム、亜鉛のミネラル類のほか、ビタミンA、葉酸などのビタミン類も多く含まれており、葉物野菜の中ではトップクラスの栄養価です!!
多くのの薬効があるため。中国の雲南省で「百薬」と名付けられたことから「雲南百薬」と呼ばれています。南米原産にもかかわらず、雲南わかめ草という名の由来です。
育てるのは簡単で、市販の培養土に苗を植えているだけでどんどん成長し、収穫できます。一品増やしたいときは、庭で収穫して、即席で料理ができます。
栽培において、最大の利点は、多年草ということです!毎年苗や種を植える必要がありません!
私も非常に重宝する家庭菜園の野菜です。是非育ててみてください!
雲南わかめ草の塊茎
雲南わかめ草(オカワカメ、アカザカズラ)の食べ方
ツルムラサキ科なので、葉物野菜として、ちょうどツルムラサキと同じようにおひたしや炒め料理に利用することができ、非常に美味です!
葉にととろみがあるので、ネバネバ野菜好きには大変おすすめです。
茹でたり中華野菜として炒めたり様々な利用方法があります。
特におすすめは、油炒めです。
葉をそのまま油、ニンニクで炒めて塩で味をつけるだけです!
中華料理の野菜炒めが簡単に味わえます。本当にシンプルな油、塩、ニンニクだけで美味しくなります。
特にネバネバが絶妙です。
是非試してみてください。
雲南わかめ草(オカワカメ、アカザカズラ)の育て方
プランターで育てられます。市販の培養土に苗を植えているだけで勝手にどんどん成長し、冬以外は収穫できます。
冬は地上部が枯れて「むかご」(わき芽が養分を貯えて肥大化した部分)や「塊茎」が残ります。
春になるとまた新芽が出てきます。毎年苗や種を植える必要がないので、まさに手間いらずの野菜です。
つるが非常に旺盛に伸びます。定期的に収穫してください。
また少し方向のある白い花を咲かせます。
雲南わかめ草(オカワカメ、アカザカズラ)に適切な肥料
特に必要はありませんが、肥料を与えた方が成長は旺盛になり、収穫量は上がります。
月に1回ほど液肥を、春先や秋の初めごろに有機肥料を与えてあげるとよく成長します。
私がいつも使っている。おすすめの液肥と有機肥料です。
「ハイポネックス」は、水やりにひと手間加えるだけでOKで、即効性があります。
「マルタ玉肥」は長期間、ゆっくしと、しっかりと効きます。
雲南わかめ草(オカワカメ、アカザカズラ)の薬効
葉にはカルシウム、マグネシウム、亜鉛のミネラル類のほか、ビタミンA、葉酸などのビタミン類も多く含まれています。
中国の雲南省では「百薬」と呼ばれていることから「雲南百薬」という別名があります。
効能としてはアレルギー、狭心症、腎臓・膀胱の疾患、心筋梗塞、がん、骨粗鬆症、気管支炎、胃潰瘍、高血圧、骨や歯の形成、便秘、免疫力の増強等、何でも効くと言われています。
「ブラジル産薬用植物事典」には、収斂剤として内出血に用い、また気管支の病気や眼炎に用いると書かれているようです。
また、中国の本には、藤三七(トウサンシチ)とよび、病後衰弱を治すと記されています。
さらに、ネットでは糖尿病、自律神経失調にいいということまであります。
とりあえず健康にいい野菜ということで覚えておきましょう!