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アガベ(リュウゼツラン、竜舌蘭)の耐寒性と積雪の影響を徹底検証!

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アガベ(リュウゼツラン、竜舌蘭)の積雪の影響と耐寒性を徹底検証!

アガベは、リュウゼツラン(竜舌蘭)とも呼ばれる多肉植物の1種です。アガベシロップやテキーラの原料にもなります。

今回は実際に栽培しているアガベ(リュウゼツラン)についての耐寒性について検証してみました。

 

調査したアガベ(リュウゼツラン、竜舌蘭)の品種

以下、調査したアガベの品種です。

チタノタ(チタノータ) ランチョタンバー(大小2株)

チタノタ(チタノータ) ブラックアンドブルー(1株)

チタノタ(チタノータ) ホワイトアイス(小2株)

ホリダ(1株)

王妃笹錦(1株)

サルミアナ フェロックス グリーンゴブレット(1株)

サルミアナ フェロックス ブルー(1株)

です。

 

アガベ(リュウゼツラン、竜舌蘭)の耐寒性と積雪の影響 調査時期

2019年~2020年にかけての冬を中心に調査しました。

 

アガベ(リュウゼツラン、竜舌蘭)の耐寒性と積雪の影響 調査場所

関西平野部です。

大体の平均気温と降水日数です。

月  高 / 低(°C) 降雨日数
12月 10° / 2°  11 日
1月  7° / 0°  13 日
2月  7° / 0°  11 日
なお積雪は2回でした。

 

アガベ チタノタ(チタノータ) ランチョタンバーの耐寒性と積雪の影響の検証

アガベ チタノタ(チタノータ) ランチョタンバー

チタノタ(チタノータ) ランチョタンバーの大株と子株に雪が積もりました。

 

チタノタ(チタノータ) ランチョタンバー大株

積雪中

チタノタ(チタノータ) ランチョタンバー大株

 

積雪後

チタノタ(チタノータ) ランチョタンバー大株

 

チタノタ(チタノータ) ランチョタンバー大株には積雪の影響はありませんでした。

 

 

 

チタノタ(チタノータ) ランチョタンバー子株

 

積雪前

チタノタ(チタノータ) ランチョタンバー子株

 

積雪中

チタノタ(チタノータ) ランチョタンバー子株

 

積雪後

チタノタ(チタノータ) ランチョタンバー子株

 

よく観察すると、葉先に少し傷みが出ていました。

 

 

アガベ チタノタ(チタノータ) ランチョタンバーのの耐寒性と積雪の影響の検証 まとめ

チタノタ(チタノータ) ランチョタンバー大株は雪が降っても変化なく耐えられます。

チタノタ(チタノータ) ランチョタンバー子株は積雪に耐えられますが、少し痛むようです。

チタノタ(チタノータ) ランチョタンバーは、大株も子株も、日本の冬を屋外で超す耐寒性はあるようです。

ダメージも殆ど出ません。

 

 

アガベ チタノタ(チタノータ) ブラックアンドブルーとホワイトアイスのの耐寒性と積雪の影響の検証

アガベ チタノタ(チタノータ) ブルーボール(ブラックアンドブルー)

チタノタ(チタノータ) ブルーボール(ブラックアンドブルー)は三年生の苗です。

 

積雪前

チタノタ(チタノータ) ブルーボール(ブラックアンドブルー)

 

積雪中

チタノタ(チタノータ) ブルーボール(ブラックアンドブルー)

 

積雪後(春)

チタノタ(チタノータ) ブルーボール(ブラックアンドブルー)

 

チタノタ(チタノータ) ブルーボール(ブラックアンドブルー)はまだ子株ですが、雪が積もっても全く変化ありませんでした。

 

 

アガベ チタノタ(チタノータ)ホワイトアイス

ホワイトアイスは子株です。

 

積雪後(春)

チタノタ(チタノータ) ホワイトアイス

 

少し積雪で葉が痛んでいます。ホワイトアイスは子株のうちは積雪で葉が傷むことがあようです。

 

アガベ チタノタ(チタノータ) ブルーボール(ブラックアンドブルー)とホワイトアイスの耐寒性と積雪の影響の検証 まとめ

 

ブルーボール(ブラックアンドブルー)は、子株でも積雪にかなり耐性があります

チタノタ(チタノータ) ホワイトアイスは、子株の内は、積雪で葉が痛むことがあるようです。

しかし、株自体が枯れることはないようです。

結論としてブルーボール(ブラックアンドブルー)とホワイトアイスは、日本の冬を屋外で超す耐寒性はあるようです。

そして2回程度の積雪になら耐えられます。

 

 

 

アガベ ホリダと王妃笹錦のの耐寒性と積雪の影響の検証

積雪前

アガベ ホリダ

 

積雪後(春)

アガベ ホリダ

積雪中の写真は撮ったつもりでしたが見当たりませんでした、すみません。

しかし、前後の写真から分かるように、全く変化はありません。

 

 

積雪前

アガベ 王妃笹錦

 

積雪後(春)

アガベ 王妃笹錦

こちらも、積雪中の写真は撮ったつもりでしたが見当たりませんでした、度々すみません。

しかし、同じく、前後の写真から分かるように、全く変化はありません。

 

アガベ ホリダと王妃笹錦の耐寒性と積雪の影響の検証 まとめ

アガベ ホリダと王妃笹錦は、どちらも子株であるのに、積雪は全く問題ありませんでした

積雪後も変化なし、影響なしです。

アガベ ホリダと王妃笹錦は、日本の冬でも余裕で屋外越冬できる驚異的な耐寒性があると分かりました。

 

 

アガベ サルミアナ フェロックス グリーンゴブレットとブルーの耐寒性と積雪の影響の検証

積雪を経験したのは、サルミアナ フェロックス グリーンゴブレットだけです。

サルミアナ フェロックス ブルーは軒下のため、積雪はありませんでした。

 

アガベ サルミアナ フェロックス グリーンゴブレット

積雪前

アガベ サルミアナ フェロックス グリーンゴブレット

 

積雪中

アガベ サルミアナ フェロックス グリーンゴブレット

 

 

積雪後(春)

アガベ サルミアナ フェロックス グリーンゴブレット

 

葉が傷んでいることが分かります。

 

アガベ サルミアナ フェロックス ブルー

屋外越冬後(春)

 

アガベ サルミアナ フェロックス グリーンゴブレットとブルーの耐寒性と積雪の影響の検証 まとめ

サルミアナ フェロックス グリーンゴブレットは、積雪で葉一部傷んでしまいました。

ただしグリーンゴブレットの耐寒性については、別の要因もあります。

グリーンゴブレットは、12月下旬に、温室から急に屋外へ出しました

植物は、急な温度変化に弱い性質があります

急激に寒くなった上に雪が降ったため普段より大きなダメージを受けたと考えられます。

サルミアナ フェロックス ブルーについては順調に冬超しできました。

サルミアナ フェロックス ブルーは、去年は雪が積もりましたが問題ありませんでした。

 

 

アガベ(リュウゼツラン、竜舌蘭)の耐寒性と積雪の影響の検証 結論

関西平野部では、積雪がなければ、屋外で無加温で冬越し出来ます

数回程度の積雪に関しては、屋外越冬できますが、子株や品種によっては、葉が傷むことがあります

心配な場合は、どの品種であれ、積雪を防ぐため軒下においてください。

以上の結果は、適切な水遣りができている場合です。

屋外で雨ざらしの場合は、ほぼ水をやる必要はありません。

冬季の不要な水遣りは耐寒性を大きく低下させ、即根腐れしてしまいます。

「チタノタ(チタノータ) ランチョタンバー」の大株や、「チタノタ(チタノータ) ブラックアンドブルー」、「ホリダ」、「王妃笹錦」の子株については、積雪に非常に強いことが分かりました。

また「サルミアナ フェロックス グリーンゴブレット」の例からも分かるように、植物は急な温度変化に弱いです。

温室から急に低温に写されると、例え耐寒性がある種類でも、大きくダメージを受ける場合があります。

屋外で越冬させるなら秋ごろから寒さになれさせておきましょう。(これを植物の低温馴化と呼びます)

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