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柑橘類(カンキツ類)の育て方 家庭で手軽に収穫! ミカン、オレンジ、雑柑、ユズ、キンカン、香酸柑橘など

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柑橘類(カンキツ類)の育て方 家庭で手軽に収穫! ミカン、オレンジ、雑柑、ユズ、キンカン、香酸柑橘など

 

柑橘類(カンキツ類)とは

柑橘類(カンキツ類)とは、ミカン、オレンジ、ユズ、キンカン、雑柑(ナツミカン、グレープフルーツなど)、香酸柑橘(レモン、ライム、スダチ、カボス、シークァーサーなど)などの総称です。

要するにミカンのなかまの植物です。

独特のさわやかな香りで、家庭でも手軽に栽培して収穫できます。

「柑」とは大きくて皮のむきやすいミカン、「橘」とはて皮のむきやすいミカンを表しています。

柑橘という漢字は正に様々なミカンのなかまの総称という意味を表しています。

参考:楽天市場

https://search.rakuten.co.jp/search/柑橘 苗

 

柑橘類(カンキツ類)の概要

カンキツ類とはミカン科ミカン亜科の総称です。ミカン亜科の下には、ミカン属、カラタチ属、キンカン属など様々な属があります。

このような分類は難しいですが、簡単に分類するとミカン類、オレンジ類、雑柑類(ナツミカン、グレープフルーツなど)、ユズ類、キンカン類、香酸柑橘(レモン、ライム、スダチ、カボス、シークァーサーなど)などに大別されます。

熱帯が原産の常緑高木です。

柑橘類は古くから日本でも栽培されていており、比較的育てやすいです。上述のように様々な種類がありますが、基本的に育て方は同じです。

しかし、それぞれの品種で耐寒性や収穫時期に違いがります。ユズ類や香酸柑橘類のスダチやカボスは比較的寒さに強いです。

 

 

柑橘類(カンキツ類)の栽培難易度

簡単です。鉢で栽培もできます。

柑橘類は庭は勿論、マンションのベランダでも育てられます!!

下は家庭(マンションのベランダ)で栽培したライムの花、蕾、葉、果実です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柑橘類(カンキツ類)の基本管理・早見ポイント

屋外の日当たりがよく風通しの良い場所においてください。水はけの良い肥沃な(肥料分が多い)土壌を好みます。

鉢植えの場合は、土が乾いたらしっかり水をやってください。地植えの場合は、基本的に水やりは必要ありません。

果実が未熟な段階(6、7月)で摘果(気になる果実を間引くこと)をしてください。

耐寒性は品種によって異なりますが、おおむね0~--5℃ぐらいまでなら屋外で越冬できます。寒波や雪で葉が痛むことはあります。

寒さの影響ですべて葉が落ちてしまうことはありますが、春になるとまた芽が出てきます。

 

 

 

柑橘類(カンキツ類)に適した温度・気候   

育つ目安は-5℃以上、年平均気温15℃以上です。比較的温暖な気候を好みます

ただし耐寒性は品種(種類)により差がありますので、注意してください。

冬に寒さが厳しいと、葉を落とすことがあります。枯れていなければ、春に新芽が出てきます。

 

 

柑橘類(カンキツ類)に適した光

日当たりの良いところで育てます。日向を好みます。

直射日光に強いです。果実を十分に実らせるためには、多くの葉と太陽の光が必要です。

室内は不向きです。

 

 

柑橘類(カンキツ類)に適した土

水はけのよい肥沃な土壌を好みます。

市販の培養土、または赤玉土と腐葉土を11混ぜた土を利用してください。

 

 

柑橘類(カンキツ類)に適した肥料

化学肥料(即効性)と有機肥料(遅効性)を組み合わせて与えてください。

 

有機肥料

地植えの場合、12月から1月に有機質配合肥料(油かす、牛糞、馬糞など)1㎏ほどを与えてください。

鶏糞は柑橘類にはNGです。苦みが出る可能性があります。

 

化学肥料

3月に化学肥料500gを目安に与えてください。また液肥は適宜1~2週間に1回程度与えてください。

 

 

 

柑橘類(カンキツ類)に適した水やり

乾燥に弱いので、表土が乾いたらたっぷりと与える。特に夏場は乾きやすいので毎日与える。

 

 

柑橘類(カンキツ類)の花

5月頃白っぽい花が咲きます。甘い芳香がします。

前年の春に伸びた枝に花芽(花となる芽)が着きます。

 

 

 

柑橘類(カンキツ類)の果実

収穫

穫時期は、品種によって大きく異なります。

香酸柑橘類のスダチなどは8月下旬から。

ユズ類やレモンは9月下旬から。

ミカン、オレンジ、雑柑類は品種によって9月下旬~来年の6月下旬まで適宜。

柑橘類(特に甘くなる品種)は熟するまでに長期間かかります。来年以降の収穫になる品種もあり、去年の果実と今年の花が同時につくこともあります。

 

 

 

柑橘類(カンキツ類)の季節ごとの管理

 

新芽や蕾が出てきます。実を着けさせず、木の充実を図るときは蕾を早めに取りましょう。

花を咲かせるのに、木はエネルギーを使ってしまいます。

樹形のイメージがついているなら、ある程度伸びた新芽を柔らかいうちに、適当なところで指やハサミでつみとっておきましょう。

剪定の手間が省けますし、木に無駄なエネルギーを使わせずに済むので効率がいいです。

 

 

初夏に摘果しましょう。水切れに注意。日差しをたっぷり当てましょう。

 

 

香酸類のものは収穫できるようになってきます。

 

 

5℃以上を目安にしてください。防寒が必要なら室内に取り込んだり、防寒紗をするなどの対策をしましょう。

実らせすぎなど木に体力がなく、寒すぎる場合は葉が全て落ちますが、また春には生えてきます。

 

 

柑橘類(カンキツ類)の品種(種類)

柑橘類(カンキツ類)は大きく、ミカン類、オレンジ類、ユズ類、キンカン、雑柑類(ナツミカン、グレープフルーツなど)、香酸柑橘(レモン、ライム、スダチ、カボス、シークァーサーなど)に大別されます。更に詳しい分類については、それぞれの品種の紹介ページをご覧ください。

 

 

 

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