沈丁花 ジンチョウゲ 栽培記録1
2月下旬、春を迎える今日この頃。
春を運ぶ香り、日本三大香木に数えられるジンチョウゲを購入しました。
日本三大香木とは、日本で有名な3種類の、花が非常にいい香りの庭木という意味です。
そんな沈丁花の名前の由来は、花の香りが、香木の沈香に似ているからと言われています。
香木(火にくべて香りを楽しむためのもの)の沈香といえば、沈香木という植物から作られます。
奇しくも沈香木という植物はジンチョウゲ科ジンコウ属(学名:アクイラリア・アガローチャ Aquilaria agallocha)です。
かの有名な蘭奢待も沈香の一種です。
蘭奢待のように、沈香の中でも特に品質がいいものは伽羅と呼ばれています。
(※植物のキャラボク(伽羅木)とは直接関係ありません。)
時の権力者、足利義満、足利義政、織田信長、明治天皇などが嗜んだ好んだ香木です。
そんなな素晴らしい香木と匂いが似ている沈丁花を育てたいと思いませんか?
一家一本欲しい植物ですよね笑。
花は、さわやかな芳香を漂わせてくれます。春先に皆様も住宅街などを歩いていると、ジンチョウゲの花の香を匂ったことが必ずあるはずです。
今回購入した品種は、アカバナジンチョウゲ と シロバナジンチョウゲです。
アカバナジンチョウゲ
ジンチョウゲの花
ジンチョウゲの蕾
半日陰でも育つので育てやすいです。水切れだけには注意しないといけませんが。
別ページで栽培方法もご紹介します。
ちなみに日本三大香木とは、ジンチョウゲ(沈丁花)・キンモクセイ(金木犀)・クチナシ(梔子)です。
個人的にはジンチョウゲ、キンモクセイが好きです。香りもいいですし、クチナシは害虫病気が多すぎます。
まあキンモクセイもクチナシも欲しいですが笑。